
人間の意識は意識できる意識の「顕在意識」と
普段は意識していない意識の「潜在意識」があります。
顕在意識は意識全体の3%になり、残りの97%が潜在意識になると言われていますが、その普段使われていない97%の潜在意識を活用出来れば、思い通りの人生を生きられるようになると言われています。
しかし、多くの人が幼い頃からの縛られた習慣のせいで潜在意識に不要な思考癖が刷り込まれ、中々思い通りの人生を生きられなくなってしまっています。
今回は幼い頃に植え付けれた無意識の思考癖を解消し、思い通りの人生を生きる潜在意識活用法についてお話しします。
幼い頃に植え付けられた諦め癖
小さい頃に買いたいおもちゃやお菓子が二つあっても
どちらか一つを選びなさい
そう言われて、一つを諦めることが当たり前だった
そんな人は結構多いのではないでしょうか?
親の立場からすると「お菓子を食べ過ぎたら体に悪いし虫歯になるから、多くは食べさせたくない」または単純に「誕生日でもないのに、経済面から見てもそんなにおもちゃばかり買えない」
そんな理由が大半だったと思います。
ですが幼い頃から何度も何度も
どちらか一つを選びなさい
と言われ続けると、人はいつの間にか諦める癖が身についてしまいます。
その諦める癖は「一つを諦めなければもう一つも手に入らない」
そんな価値観となり、それが意識していない意識「潜在意識」に刷り込まれてしまっているのです。
潜在意識のスイッチをオンにする
今やってみたいことはありますか?欲しいものはありますか?
まずこれからやって・・・そして次のこれをやろう
これが欲しいから、、、これはまたいつかにしよう!
限られた時間やお金の中で、そんな風に思うことがあるかと思いますが、実は諦める必要はありません。やりたいなら全てをやったらいいし、全て手に入れられると思ってください。
どちらかを選ばないといけないよと言われたわけでもないのに、多くの人は大人になっても「どちらかを選ばないといけない」と無意識に思い、もう一つを諦めることを選択しています。
「いやぁそんなこと言ってもお金がないから一つしか買えないんだ」という人は多分それはそこまで欲しいものではないんだと思います。それならそれでOK。
問題は心の奥ではそれをとても望んでいるのに、諦めてしまうケース。本当に欲しているなら、諦めるより先にどうすれば手に入るのかを具体的に考えれば良いだけです。
「諦める」から「手に入れる」に潜在意識を書き換える
まずどんなものでも、「欲しいものは全て手に入る」ということを理解してください。アファメーションしても(口に出して唱えても)OK。
その上で、今回はAを買うけど、やっぱりBも欲しい。じゃあBをどうやって手に入れるか考えてみるのです。
・予算どう確保するか
・いつまでに手に入れるか決める(期限設定)
・宣言する(自分に言っても良いし、口に出して週に話しても良い)
手に入れるためにはどうしたらいいのかを具体的に考え、それを実際に言葉にすることで
潜在意識のスイッチがオンになり、欲しいものが手に入る流れができます。
これがいわゆる引き寄せの法則と言われるものです。
「欲しいけど今は無理」で終わってしまうことを繰り返していると、それはいつしか思考の癖になり本当は買うことがさほど難しいものでなくても、手に入れることが困難になってしまいます。
欲しいのに買わない
行きたいのに行かない
学びたいのに学ばない
そんなことが当たり前の人生よりも
本当に自分が欲しいものなら、選ぶではなくどちらも手に入れるというスタンスでいる方が心が断然楽しくなります。
心から欲しているものがあるならば、ぜひそれを手にした自分をイメージしてみてください。できるだけ五感を使ってリアルに感じることで、潜在意識にそのイメージが送り込まれ現実に手に入れる確率が上がります。
まとめ
諦め癖はもうこの辺でおしまい。どちらか一つではなく、欲しいものは全て手に入れられるということを忘れないでいてください。
時には今すぐ全てを手に入れることは難しい、そんなこともあるかもしれません。
でも、
「諦める思考癖」から「手に入る思考癖」に転換することができれば
手に入れられる確率は格段に上がる。
どちらを選択するかは自分で決められます。
人生は一度きりです。
是非、あなたにとってのベストを選択されてくださいね。